中国で販売禁止の『象牙』、代替品としてマンモスの牙が取引される

日本を始め中国でも象牙から作られてる彫刻などがありますが、近年その取引が禁止されるなど規制が強化されつつあります。これはもちろん象を保護する理由なのですが、実は象牙に変わりマンモスの牙が取引されるケースが目立っていると報じられています。

2017年8月13日、中国メディアの参考消息網によると、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は7日、中国で販売禁止の象牙に代わりマンモスの牙の輸入が急増していると伝えている。

多くの中国の職人たちは、数世紀続く伝統を守り続けていくために、その視線を象牙から、ロシア北部ツンドラ地域の凍土で見つかるマンモスの牙に向けている。

Record China

日本で象牙といえば『印鑑』がありますが中国では彫刻品やネックレス、アクセサリーなどの工芸品として加工された象牙が多くあり、古来から威信の象徴として贈り物としても重宝されているそうです。ただ、世界的に取引が禁止される傾向が広がっており中国国内では2016年12月以降段階的に販売が禁止され2017年末には全面的に禁止されます。そのため代替品として注目されているのが既に絶滅したマンモスの牙だといいます。

記事によると、中国政府の発表としてロシアから輸入されたマンモスの牙は2016年は年間で4トン未満だったものの今年は上半期だけで27トンを超えているといいます。

また中国の需要に目を付け多く生産されているロシアでは密売されるケースも報告されており、今年4月にはロシアと国境を接する中国の黒竜江省で107本のマンモスの牙が押収される事件があったとしています。

一方ロシアの法律によると自然に出てきた牙以外は集めることは出来ないとしているものの、シベリアの一部地域ではこれが適用されず石炭を掘るように興行的な方法で採掘され続けているとのことです。




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