100年前に進水したUボートの内部

Uボートというと第二次世界大戦時使用されたドイツ軍の潜水艦が有名ですが、実は第一次世界大戦時も既に潜水艦が使用されていたのはご存知でしょうか。今回は今から100年前の技術で作られた第一次世界大戦のUボートの内部写真を紹介していきます。

この潜水艦はType 93というもので写真に映っているのは1917年7月28日に進水した12番艦『SM U-110』です。SM U-110は就役から一年も経過していない1918年3月15日、イギリス海軍の駆逐艦による爆雷により沈没しました。乗員48名のうち9人は駆逐艦に救助され、残りの39人は死亡しました。

その後、潜水艦はタイン川沿のスワンハンター造船所にあるドックに移され内部が調査されました。写真はその時撮影されたものです。

Photo:TYNE & WEAR ARCHIVES & MUSEUMS

船首には4つ、船尾に2つの魚雷発射管が装備され合計16発の魚雷が搭載されていました。SM U-110の戦果は10の商船を撃沈(合計26,963トン)でその中でも最大のものはイギリスの遠洋定期船RMS Amazon(10,037トン)があります。

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▼電気制御部屋

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排水量は980トン。2367馬力のディーゼルエンジンで速力は浮上時で16.8ノット(31.1km/h)、潜行時で9.1ノット(16.9km/h)。最大20,890kmの航続距離がありました。

最大潜行深度は50mとされています。

▼潜水艦後部の電気制御室

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▼コントロールルーム

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▼深度計など各種メーター

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▼操縦室

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▼乗員スペース

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▼乗員の寝室

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▼後方魚雷室から前方を撮影したもの

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▼船首魚雷室

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▼テーブルとロッカー

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▼通路から見た電気制御室

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▼後部魚雷室

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