ティラノサウルスの最高速度は27km/h、人間も逃げることができた!

肉食恐竜としてその名を知らない人はないティラノサウルス・レックス。その手の映画では必ず登場すると言っても過言ではない存在なのですが、最新の研究によるとティラノサウルスの足の速さは人間の走る速度とほぼ同じだったという結果が示されていると報じられています。

恐竜の王様ティラノサウルス・レックスは、広く一般に信じられているほど俊足ではなかったことが、コンピューター・モデルを使った最新の研究で明らかになった。それどころか、せいぜい人間が走る速さが精いっぱいだったという。英マンチェスター大学の古生物学者ウィリアム・セラーズ氏らの研究チームが、オンライン学術誌「PeerJ」に7月18日付で発表した。

NATIONAL GEOGRAPHIC

映画などで登場するティラノサウルスは車を追いかけ人を襲うというシーンが描かれることがあるのですが、実際はどうだったのでしょうか。研究者の間でも意見が別れており記事によると走る速さは18km/hから54km/hまでばらつきがあったといいます。そこでマンチェスター大学の研究者は従来のように部分的な点からティラノサウルスの走る速さを推定するのではなく、7トンの体重と体全体の骨の力学的性質から生体力学モデルを作り上げティラノサウルスの全体像からどれだけの速度を出せたのか研究を行なったいいます。
その結果、ティラノサウルスの最高速度は時速27km/hとし、これ以上速度を出してしまうと骨が砕けてしまうと結論を導き出しました。

研究者の間では「ティラノサウルスは足が早くない」というのは少なくとも10年以上前から定説になっているらしく、映画等で描かれる足が速いという演出は正しくないと説明ていたそうです。もちろん映画では現代の乗り物に合わせどうしてもそのような演出が必要になってしまうのですが、今回の研究成果は定説を裏付ける証拠のとして学者の間でも受け入れられているとのことです。

私のように映画の影響を強く受けている人からするとティラノサウルスの足は速くあってほしいのですが、ティラノサウルスが生息していた当時、捕食の対象であった草食恐竜も巨大だったことを考えると無駄に足を速くする必要はなかったものと思われます。




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