スペースXの超大型宇宙船、規模縮小

昨年9月、突如として発表されたのはスペースXが打ち上げるという超大型宇宙船『インタープラネタリー・トランスポート・システム』です。2020年代に一度の飛行で100人を火星に送り込むという有人打ち上げ構想なのですが、先日この宇宙船とロケットについて規模を縮小すると発表されました。

SpaceXのElon Musk氏は昨年公表した惑星間航行用の超大型有人宇宙船「Interplanetary Transport System」のロケット直径を当初予定していた12メートルから9メートルへと縮小したことを自身のTwetterを通じて明らかにした。

Interplanetary Transport Systemは当初の設計案では、合計380トンの液化メタンと液体酸素を燃料として搭載し、火星との間を一度に100名の乗員を乗せて往復を行うことで火星の植民地化を図ることを予定していた。

Business Newsline

2016年9月に発表されていた『インタープラネタリー・トランスポート・システム』はどのような仕様になる予定だったのか簡単に紹介すると、第1段ロケットとして合計42機のラプターエンジンを搭載しロケットと宇宙船を搭載した全長122mは直径が12mというサイズでした。そして上段となる宇宙船には6つの大型エンジンと3つのエンジンの計9基を搭載しており100人が一度に搭乗できるとしていました。

▼変更前のインタープラネタリー・トランスポート・システム

今回の発表によるとロケット本体の直径を12mから9mに変更したと説明しています。これはロケットの直径が縮小されたということで先端に搭載される宇宙船も小型軽量化する必要があり搭乗できる乗員も大幅に縮小されているはずです。

また今回の仕様変更に伴い第一段に搭載さている合計42基エンジンのうち外周に設置された最大21基分を取っ払う必要があると考えられ、ロケットの打ち上げ能力の大幅に低下することになります。具体的なスペックは一切発表されていなのですが、予想では少なくとも10人程度が火星を目指すことができる仕様になっているものと考えられます。

▼変更前のInterplanetary Transport SystemとサターンVロケットの比較

▼変更前のInterplanetary Transport Systemと各ロケットの打ち上げ能力比較




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