ファルコンヘビーロケット、今年11月の打ち上げ

アメリカの民間企業スペースXは自社が開発している超大型重量貨物打ち上げ機『ファルコンヘビーロケット』について、今年11月に初号機の打ち上げを実施すると発表しました。

この発表はスペースXのCEOイーロン・マスク氏がTwitterで発表したもので、最近では今年夏に行なわれるとされていた同ロケット初号機の打ち上げを延期した上で11月に実施するというものになります。

ファルコンヘビーロケットは中央にファルコン9ロケット、その左右にファルコン9の第一段を搭載したモジュラーロケットと呼ばれる構造をしておりこの左右のロケットは補助ロケットとして動作します。これにより通常のファルコン9ロケットが地球低軌道に22トンの打ち上げ能力があるのに対し、ファルコンヘビーでは2倍以上の54トンに拡張されています。
『54トン』というスペックは現在運用されているロケットの中では最大のもので、他のロケットよりも少なくとも2倍以上の打ち上げ能力があります。

11月に打ち上げが延期されたことで今後の打ち上げ日はどうなるのかは不明なのですが、今年初頭の予定では2号機は今年末に国防総省が契約した衛星の打ち上げ、3号機は2018年にサウジアラビア企業の通信衛星の打ち上げ。4号機目でスペースXでは史上初となる2名の民間人を打ち上げ、月を周回し地球に帰還するというミッションを行う予定が組まれています(参考)。その後は火星ミッションを中心に打ち上げが実施される予定です。

当初は2013年にもファルコンヘビーロケットの打ち上げを実施するとしていたものの宇宙業界には付き物の延期が発生し現在に至ります。初号機は正常に打ち上げることができるのか、仮に失敗するとなると今後の打ち上げ計画がまたも数ヶ月単位で延期していくことになります。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。