韓国の原子力潜水艦保有計画、検討を準備

北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、昨年より韓国内で高まりつつあるのは原子力潜水艦の保有です。これは事実上核戦力を保有するということになるのですが、「検討する準備ができている」と韓国国防部長官が発言していること報じられています。

聯合ニュースによると、先月31日に開かれた国会国防委員会全体会議で国防部長官の宋長官は原子力潜水艦建造案に関して「検討する準備ができている」と述べたと伝えています。

軍, ‘핵잠수함 건조’ 유연한 입장변화…宋국방장관 ‘적극적’

韓国における原子力潜水艦保有計画については近年耳にする話で、同じく7月28日には韓国の共に民主党から北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイルの開発に成功した場合の対応策について質問を受けた際に宋長官は「私たちにも潜水艦がなければならない」とし、その場合は「原子力潜水艦を考えている」と主張しています。
また、文在寅大統領は今年4月末に大統領選候補として参加した記者クラブの招請討論会では「原子力潜水艦は、韓国にとって必要な時代になった」と口にしていました。

韓国内では原子力潜水艦の建造問題について核武装はしないという政府の非核原則と異なっており中国から激しい反発が予想される他にも、日本の核武装という口実を与えてしまう結果に繋がるとしており慎重な意見もあるとしています。

▼オハイオ級原子力潜水艦潜水艦。搭載さている潜水艦発射弾道ミサイルは射程が7,400kmとされている

何れにしても今後、北朝鮮が更なるミサイル発射を繰り返した場合、韓国内では原子力潜水艦の保有を始めとした戦力の増強に関するテーマは活発になっていくものと考えられます。

原子力潜水艦は現在、アメリカ、イギリス、ロシア、中国、フランス、インド海軍が保有しており、何れも弾道ミサイル原子力潜水艦を保有しています。ただ、隣国の脅威に対し超距離の攻撃も可能な核戦力を保有する必要があるという意図が不明であり、実際のところは北朝鮮以外も睨んだ計画になるのではないかと考えられます。




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