海王星に地球サイズの嵐出現

太陽系で最も外側を公転している海王星。この天体について最近、赤道付近に地球とほぼ同じ直径の巨大嵐が出現したと報じられています。この嵐は既に1ヶ月以上維持し続けているとのことです。

太陽系最強とも言われる海王星の風が、さらに激しさを増したようだ。青く美しいこの惑星の赤道付近で、新たな嵐が発生した。

見つかった嵐は、明るく光を反射している雲の塊で、直径は地球と同程度。メタンの氷の雨を地上に降らせていると見られる。米ハワイ州にあるケック天文台で撮影された画像からは、雲が6月26日から7月2日までの間、特に明るく輝き、その後も7月25日にかけて大いに暴れまわっているのが確認されている。

NATIONAL GEOGRAPHIC

先日、日本では台風5号が大雨と強風の被害を発生させましたが、地球の嵐とは桁違いの規模のある海王星の嵐が現在発生し続けていると米ハワイ州にあるケック天文台が観測に成功しています。記事によると海王星の嵐は通常、極付近つまり北極と南極の近いエリアに形成されることが多いものの、今回は赤道付近に発生した珍しいものだといいます。

同様の嵐があることで知られるのは木星です。これは大赤斑という渦を巻いた嵐なのですが、実は1989年に探査機ボイジャー2号が海王星に接近し観測したところ海王星にも同じような嵐『大暗斑』があったことがわかりました。サイズは木星の大赤斑と同じと推定され風速は海王星の大暗斑のほうが強いとされたものの1992年にハッブル宇宙望遠鏡が行なった観測ではこの嵐が消失していたとのことです。

残念がらこの2017年に現れた『大暗斑』も消える運命にあると考えられるのですが、海王星で吹き荒れる時速1600km以上になるという猛烈な風を含めどのようにして嵐が発生するのかは解明されていないとのことです。

▼地球と海王星のサイズ比較

さて、海王星の大気は水素が80%、ヘリウムが19%、メタンも1.5%で構成されています。まるで海が広がっているような光景なのですがもちろん海は存在しておらず、大気に含まれうメタンと未知の化合物によりこのような美しい色に反射してみるとと考えられています。
海王星の表面温度は摂氏マイナス223度と極めて低温なのですが、その内部は放射性元素の崩壊と考えられる熱源をもっており5126度と高温を維持しています。








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